フィンテックが加速しています.
こんにちは!ミズキです.
金融とテクノロジーをかけ合わせたフィンテックとういう造語が象徴するように,金融にITが入り込むようになっていて,金融業界は一気に変革の気運が出てきています.
特に既存の銀行では,日銀の金融緩和により収益性が悪化していますが,フィンテック企業が既存の銀行業務に侵食してきており,凋落の一途をたどっているように思えます.
ただ,いまの日本において全く銀行と関わりなく生活することは困難ですから,しばらくは持ちこたえられそうです.
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サービスの有料化相次ぐ.
銀行の収益性が悪化している中で,これまで無料で提供されていたサービスを有料化する動きが加速しています.
みずほ銀行の通帳発行が有料になり,三井住友銀行も同じく通帳発行を有料化しています.
ほかにもATM手数料を引き上げる銀行が出てくるなど,さまざまなサービスが有料・値上がり化しており,現在使っている銀行のサービス内容をただしく把握しないと,お金が取られてしまうようなことになりかねません.
銀行は画一化されたサービスを提供する時代は終わり,選ばれるようなサービスを提供しないと生き残れない時代になりました.
手数料は上がっていきます.
銀行が提供しているサービスが有料・値上がっていますが,今後もサービスの有料・値上げは続くでしょう.
特に一番インパクトが大きいのは口座維持手数料です.

欧米の銀行では年間数千円から一万円を超える手数料を取っているのが一般的で,口座維持手数料がないのは日本と英国くらいになっています.
日本の銀行も口座維持手数料を導入することが予想されますから,近い将来は複数の銀行の口座を持つということが減っていく可能性があります.
お金を守る知識が必要.
日本人は銀行預金が好きだといわれていて,日本国内において金融資産として保有されている現金・預金の残高は1000兆円にものぼっています.
銀行の金利はスズメの涙ほどしか付きませんから,今後口座維持手数料が導入された場合,年々預金額が目減りしていくことになります.
銀行のサービスの多様化が進むと思いますから,諸々の手数料を取らない銀行も出てくるでしょう.
利用者はしっかりと情報を収集しながら,お金を守る選択が必要になってきます.
以上,いかがだったでしょうか.
参考にしていただけるとうれしいです.
ありがとうございました!