日本株から米国株投資に変更した3つの理由:アメリカは成長します
こんにちは!ミズキです.
20歳から日本株に投資をしてきましたが,2年ほど前に米国株にシフトしています.日本株でもある程度収益を上げられていたのですが,なぜ米国株にシフトしたのか雑感を書き綴りたいと思います.
- 人口が増え続けている
- イノベーションを起こし続けている
- 株主還元に積極的
理由はいくつもありますが,3つについて書き綴ります.
人口が増え続けている

米国は現在約3億2700万人で,総務省統計局の「世界の統計2020」によると,2050年には,約3億7900万人まで増加する予測です.逆に,日本は約1億2500万人から,約1億200万人に減少する予測になっています.人口予測はよほどのことがない限り大きく外れることはありませんので,おおよそこの程度の人口になると思います.
学者や著名人の方々が,様々情報発信されているので,賛否は分かれると思いますが,個人的には人口が増加するとGDPが増加すると思っていますので,米国は今よりも,より成長余力があることが分かります.あくまでもマクロ的視点になろうかと思います.
よって,成長の果実を享受できる米国株が魅力的ということになります.
イノベーションを起こし続けている

先日GAFAM(グーグル,アマゾン,フェイスブック,アップル,マイクロソフト)の時価総額が,日本の東証1部約2170社の合計を上回ったと話題になりました.非常に目を引くニュースでしたが,GAFAM以外にも,新しい価値を提供している企業はいくつもあります.コロナ禍以降特にお世話になっている,Web会議システムを提供しているZoomやTeams,Webexも米国の企業の製品ですね.
また,CB Insigntの報告によると,2019年9月時点でユニコーン企業(創業10年以内,評価額10億ドル以上,非上場でテック企業)の国別のランキングでは,
-
- 米国(151社)
- 中国(82社)
- 英国(16社)
と米国は他国を圧倒しています.つまり,ビジネスにおいて,現在も強いですし,これからもこの強さを維持できる可能性が高いと考えています.
株主還元に積極的

株主への還元には,会社の規模を大きくすることによる株価の上昇や,自社株買いなどが考えられますが,わたし自身は,配当をどういう位置付けにしているかをメルクマールにしています.
日本で配当を出している企業は多くありますが,積極的に増配をしてきた企業は少ないと思います.特に今期はコロナの影響が大きいため,配当余力がある企業でも手元資金を確保する動きが起こっています.リーマンショックの時と同じ動きをしています.
国名 | 25年以上連続増配企業数(2019年時点) |
日本 | 1社 |
米国 | 109社 |
上記データは参考までに数えてみたのですが,ドットコム・バブルの崩壊も,リーマン・ショックも乗り越えて,連続増配を続けている企業にここまで差があることに驚きました.
当然日本にも連続増配を続けている企業はありますし,わたし自身こういった企業に投資をしてきましたが,長期安定的に資産を増やすことを考えると中々心許ないところです.この点,実績もあり,企業数も多い米国は投資対象としては有望と考えています.
以上,いかがだったでしょうか.
参考にしていただけるとうれしいです.
ありがとうございました!