若い世代はリスクを取りたくないが株を買っている.
義務教育でお金の授業はありません.
こんにちは!ミズキです.
小学校,中学校では投資や資産形成に関する授業はありませんでしたし,高校,大学生になっても勉強する機会はほとんどありません.
大学生になるとクレジットカードが作れるようになりますから,お金に関する知識がないと下手したら借金をしてしまうことになります.
そもそも奨学金も借金で,将来返済していかなければならないことや返せる金額であることを確認すべきですが,あまり考えなしに借りてしまい社会人になって苦労する人が多くいます.
2022年から高校でお金の授業がなされるようになりますが,小学校から授業で教えてもいいのではないかと思います.
スポンサーリンク
若い世代は投資に興味あり.ただ知識はない?
CrowdCrossが18ー25歳の大学生や社会人100人に対してアンケート調査を行ったところ,投資経験がある人が43%いたことがわかりました.
また,投資先(方法)は,株がもっとも多く,続いてつみたてNISA,FXと続きます.

投資方法を選ぶに当たり重視する点は,「リスクの小ささ」がもっとも多く64%になっています.

これらの結果を総じて,ある程度投資経験のある投資家であれば疑問符が出てくると思います.
リスクを小さくしたいのに,株に投資しているというところです.
資産運用で一番に挙げられるのは株式投資だと思いますし,世間的にも運用イコール株という認識でしょう.
ただ,当然ながら株はハイリスク・ハイリターンの商品ですから,あまり知識がないままに株式投資を行っていることがわかります.
少しずつ勉強することが重要.
若い世代が資産運用に興味を持つことは大切ですし,若いときから始めれば30年とか40年とか長い期間運用することが出来ますから,まとまった資産を築くことは可能です.
その一方,株式投資一辺倒ですとハイリスクを抱えたまま生活を送ることになりますので,値段の上がり下がりが気になってしまい仕事が手につかなくなってしまうこともあり得ます.
株だけではなく,債券なども組み入れたり,日本だけでなく先進国や新興国も組み入れたりと適切なアセットアロケーションを取ることによって上下動を抑えることは可能になりますから,伝統的な手法を少しずつでも勉強していくことが重要になります.
投資に慣れてきたとしても,初心に帰ることは必要だと思います.
以上,いかがだったでしょうか.
参考にしていただけるとうれしいです.
ありがとうございました!