上司と上手に付き合う.部下に必要なボスマネジメント方法3つ.
こんにちは!ミズキです.
新年度が始まって1ヶ月が経ちましたが,すでに会社をやめたいと思っている新入社員もいるかも知れません.原因の多くは職場での人間関係だと思います.
特に上司は自分で選べないので,どう付き合っていけばいいのか分からないということをよく聞きます.
管理職になれない会社員が増えているというデータもある中で,上司との関係が良くないと昇進できず給料も上がりにくい時代になりました.
上司との関係を良くする上で,部下にも必要なスキルが有るようです.
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ボスマネジメントとは
ボスマネジメントを聞いたことがありますでしょうか.
上司が部下をマネジメントするというのは良くありますが,部下が上司をマネジメントするというのはあまりなじみがないかもしれません.
一般的には上司は選べませんので,いい上司にあたれば仕事はしやすいし,成果も出しやすいでしょう.
逆に悪い上司にあたれば全く逆になることもありえます.
こういった不確実性を減らして成果を出していくために,ボスマネジメントが必要になってきます.
つまり,部下側から能動的に動いて,上司をコントロールしよう!ということになるかと思います.
仕事をキッチリこなすのが前提
ボスマネジメントの方法の前に大前提となることがあります.
当然ですが,
仕事はキッチリこなす 自分ができる範囲で動く
ということが必須になります.いい加減な仕事をしていてはそもそもダメですし,自分の力量を知らなければ,まったく意味をなしません.
方法は3つ
これまでさまざまなタイプの上司と仕事をしてきましたが,わたし自身が比較的うまくいった方法を3つ挙げたいと思います.
上司の苦手をフォローしよう
上司も人間なので,得意分野と不得意分野があります.例えば,モノ覚えが悪かったり,レスポンスが悪かったり,石橋を叩いて渡る慎重派だったりです.
こういった上司の不得意分野をカバーするようにしましょう.
上司に資料を説明する場合は,例えば
モノ覚えがわるい 前例やルールなど前置きをして話すようにする
レスポンスが悪い 後日「あの件どうなりましたか」などとひと声かける
石橋を叩いて渡る慎重派 データを多めにそろえる.複数人の同僚の感想をそえる.
といったようにこまかいひと手間をかけましょう.
数字を使って上司のイメージを操縦する
上司にキチッと仕事をしている印象を与えるためには,ただ単純に「〇〇を行いました」とか,「〇〇を改善しました」のみのアピールだとそれほど印象に残りません.
こういった場合は,「〇〇を行いました.よって20%アップしました」とか,「〇〇を改善しました.これにより20%削減しました」のように数字をからめると「なるほど」となりやすいです.
人事考課の場合,上司は具体的な成果を数字として持っているので,比較的高い評価をしてくれる傾向にありました.
イヤならイヤという
わがままでイヤということではなく,仕事をふられた場合,自分ではこの仕事は難しいなとか,同僚の方が適任かなとか思った場合は,断った方がいいと思います.
自分の上司に自分の得意な分野,不得意分野を知ってもらう機会になりますし,不得意な分野をふられにくくなります.
断った場合で,それでも上司から任せたいといわれた場合は受けてもいいと思いますが,その仕事に上司や同僚も巻き込んでもらうなどの工夫をして,仕事のクオリティを上げるような方法が取れるかと思います.
以上,いかがだったでしょうか.
参考にしていただけるとうれしいです.
ありがとうございました!