コワーキングはオワコン?オフィスは必要か.
こんにちは!ミズキです.
2021年がスタートして,オフィスに人が戻ってきました.
ただ,これまでと違うのはテレワークなどで在宅勤務をしている人もいて全員がオフィスにいないということです.また,コロナの感染拡大が続いていて,出勤しても密にならないような工夫がされるようになりました.
新しいオフィスの形としてコワーキングスペースが流行りましたが,オフィス需要が下がっているため,現在は厳しい状況が続いているようです.
今回はオフィスの今後について書きつづろうと思います.
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コワーキングの経営は厳しくなった.
コロナの感染拡大にともなってオフィスに人が集まらなくなりましたが,元々フリーランスやマイクロ法人などを対象としたコワーキングスペースはより深刻な状況になっています.
企業がオフィスを退去するとなると,一般的には6ヶ月前に退去通知が必要になりますが,コワーキングは月単位で契約することもありますからすぐに退去が可能です.
人が集まることが出来なくなりますので,コワーキングスペースのメリットの人をつなげる役割がやりにくくなりますから,ここに価値をもって入居していた人はすぐに退去することは想像に難くないと思います.
新しいオフィスの形としてコワーキングスペースが流行り,WeWorkなど新興企業が次々に出てきて巨額の投資が集まったのですが,現状経営は厳しくなっています.
オフィスの空室率は徐々に下がる.
従来型のオフィスの状況はどうかというと,徐々に空室率が上がってきています.
2020年の春から夏にかけて退去することを決めた企業が撤去を始めていて,オフィスの空室率が上がっているということになると思います.
東京のオフィスビルの空室率が11月に4%を超えましたが,今後も緩やかに上昇していき,5−6%まで上昇するとの観測も出ています.
リーマンショックの時には2−3年かけて8%まで上昇したことを考えると,今後もゆるやかに上昇していくと思います.
オフィスは機能特化になる?
オフィススペースの需要が緩やかに減ってきて,当分は需要が高まることはなさそうです.
これまでの経済危機と違うのは,コロナの感染拡大が発端となっていて,働き方を模索する動きが出てきていますので,これまでのようにオフィスに人が集まることがあるのかが分からないところです.
ただ,人が集まって議論や雑談をすることのメリットが明らかになってきていますから,オフィスが完全に不要になるかというとそういうことはないです.
暗中模索になりますが,今後のオフィスは単純に働く場所というよりは,ディスカッションをしたり,思考を深めたりする新たな創造の場所になるのではないかと思います.
以上,いかがだったでしょうか.
参考にしていただけるとうれしいです.
ありがとうございました!