同一労働同一賃金は正社員待遇引き下げのためだった?
こんにちは!ミズキです.
新型コロナウイルスの感染拡大にともなって,リモートワークやビデオ会議など,通勤することなく仕事ができるようになりました.
だんだんマスクや予防対策に慣れてきて,会社に出社して仕事をする形に戻りつつありますが,第4波が来ているような傾向が出てきており,三度緊急事態となる可能性があります.
全員が出社しているなら,社員がサボっていないかがある程度わかりますが,リモートワークだと仕事の進捗がわかりにくくなりますから,上司としてはマネジメントしにくい場面もあるようです.
そうなってくると成果主義とまでではありませんが,ある程度欧米のジョブ型の働き方が好まれる傾向にあると思います.
日本型雇用はメンバーシップ型と言われていて,これを機に雇用形態の転換になるかもしれません.
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手当は簡単に無くせます.
日本では雇用形態によって賃金の格差が大きく,社会問題になっています.
いわゆる正社員は賃金が比較的高い傾向があり,派遣社員や個人事業主は賃金が抑えられる傾向にあります.
正社員は一旦働き始めると所属した年数によって自動的に昇給することが一般的で,年功序列になっている企業は多いでしょう.
同じ仕事をしていても,年齢が高いと給料が高くなってしまうので,若い人にとっては不満のある制度だと思います.
こういった格差是正を行うために,同一労働同一賃金が議論されてきたわけですが,ここにきて変な方向に進んでいます.
全体の給料水準を上げるのではなく,手当などを廃止して賃金の低い方に合わせる企業が出てきました.
賃金を下げる方針を出した経営者はちょっとどうかと思いますし,労働者側も明確に反発すべき事案ではないでしょうか.
ますます給料は下がっていく.
日本の労働者の賃金水準はOECD加盟国中で順位を落としていて,一人負けの状態が続いています.
ここ数年は若干上がってきていましたが,不景気に突入していますので,賃金上昇は抑制される可能性は大いにあります.
政府が景気拡大をしていると謳っていた期間でも賃金上昇はほとんどありませんでしたので,今後も期待薄でしょう.
こうなってくると自力で収入を確保するしかなく,副業や投資をして積極的に資産形成をすべきです.
副業禁止とかいっている会社にいるのであれば,すぐにでも転職しましょう.
将来は誰も保証してくれません.
以上,いかがだったでしょうか.
参考にしていただけるとうれしいです.
ありがとうございました!