ETF手数料引き下げ競争.投資家にはうれしい.
昔の話ですが..
こんにちは!ミズキです.
株や投資信託,ETFを売買したり保有したりすると手数料が取られます.
わたしが投資を始めた20年くらい前の当時は,ぞくぞくとネット系証券会社が生まれていて,株の取引手数料の値下げ合戦が始まっていた頃でした.
最近はほとんどゼロに近くなっていて,よっぽどのことがない限り運用利回りが手数料負けすることはなくなりました.
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値下げ合戦は続く.
ブラックロックが76億ドル規模のスタイル型ETFで経費率を引き下げたことがわかりました.
即座にステートストリートも債券ファンドで経費率の値下げに踏み切っていて,ETF手数料の値下げ合戦が進行しています.
バンガードがどういった動きを見せるのかは分かりませんが,値下げ余地のあるETFに関しては下げてくるかもしれません.
ETFの市場はブラックロック,ステートストリート,バンガードの3社がほぼ市場を占めていて,この3社に割って入るには難しいでしょう.

2020年はバンガードがブラックロックよりも多く資金流入があったこともあり,シェア争いはまだまだ続きます.
日本では携帯料金の値下げが起こらないのは3社だからとういうことが言われますが,ETF市場に関しては当てはまらないようです.
値下げ合戦は投資家にとってはうれしい動きになります.
リスクを抑え,リターンを高める.
SPYやVOOなどのメジャーなETFはほとんど手数料を気にしないで購入することが可能になりました.
多くの金融商品がETFの形で投資することができるようになりましたので,今後はどう利回りを高めるかや,リスクを抑えられるかへ投資家の興味は移っていくと思われます.
新たな指数も開発されるでしょう.
ただ,投資家のスタンスはこれまで通りリスクとリターンをしっかりと計算して資産形成に努めるだけだと思います.
以上,いかがだったでしょうか.
参考にしていただけるとうれしいです.
ありがとうございました!