ビル・ゲイツも投資.代替肉の市場は拡大している.
こんにちは!ミズキです.
野菜中心の食生活をしていますので,お肉を積極的に食べていないのですが,近所で焼肉店が増えています.
コロナ禍ですから,換気がしっかりしているという理由もあるかもしれませんが,みなさんお肉が好きなのですね.
焼き肉だけではなく,ハンバーグやハンバーガーなどの専門店も増えている気がしています.
お肉の需要は伸びているのではないでしょうか.
代替肉市場の市場規模は急拡大.
家畜を育てるのには時間がかかりますし,大量の水や餌が必要になるという観点から,肉の消費が環境問題を起こしているという指摘が出てきました.
ただ,肉が好きな人は多いですから消費を減らすことは難しいため,代替肉が出てきたということになります.
代替肉とは何かというと,大きく分けてふたつあります.
植物由来肉と培養肉の2種類です.
植物由来肉は,植物由来の肉のことで豆類や野菜などの原材料からタンパク質を抽出して,肉のように加工した食品になります.
培養肉は,動物から採取した細胞を培養して作られる肉で,培養肉はまだ研究の途中ですが,イート・ジャストが開発に成功しています.
矢野経済研究所が発表したレポートによると,2020年の代替肉の世界市場規模は2572億6300万円と予測しています.
2025年の世界市場規模は6732億1900万円に拡大,2030年には1兆8723億2000万円に達すると予想しています.
2020年から2030年のわずか10年で,7倍以上市場が拡大することを予想しているようです.
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米国ではすでにスーパーなどで代替肉が販売されていますが,値段は通常の肉よりおよそ1.5倍から2倍ほど高くなります.
菜食主義,ビーガンの思想をもつ人達が消費しているようなイメージがあるかと思いますが,欧米を中心に肉食からおこる環境問題や食料問題を解決するという視点で広がりを見せています.
値段が高くても,環境問題や食料問題を意識している客をターゲットにおいているのかもしれません.
日本でも今後増える.
中国ではすでに代替肉ブームが起きていて,スターバックスやマクドナルドでは代替肉を使った商品が販売されています.
若い世代を中心に関心が高いようで,食と環境問題を意識しているのでしょう.
日本ではあまり大々的に宣伝していないので,代替肉が売られているかどうかは分かりません.
ただ,着実に広まっていきますし,市場の拡大は間違いなくおこると思います.
今のうちからフードテック企業に投資をしておくというのも有りではないでしょうか.
以上,いかがだったでしょうか.
参考にしていただけるとうれしいです.
ありがとうございました!