小中高生へのアンケート.大人になったらなりたい職業は「会社員」に違和感.
将来何になりたいか?
こんにちは!ミズキです.
子どもの頃はよく「将来何になりたいか」を聞かれました.
おそらく今も子どもに対する定番の質問だと思います.わたしは警察官と答えていたのですが,まったくその気はなく,小学生の頃から家でプログラミングをしてゲームを作ったり,インターネットをしていました.
30年近く前なので,ITという言葉もなかったように思いますし,インターネットを活用して起業できるなんて想像もできませんでした.
新しく生まれた職業,消えていった職業もたくさんあります.
今後はこれまで以上に消えていく職業が増えていくのではないでしょうか.
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人気の職業は「会社員」.
第一生命が2021年3月17日に第 32回「大人になったらなりたいもの」のアンケート調査結果を発表しました.
男子は小中高生で1位が「会社員」,女子は中高生で1位が「会社員」となりました.
女子の小学生の1位がパティシエです.(パティシエは男性なので,女性はパティシエールが正しいのではと思いますが..)
中高生になると2位の倍近い票をえて「会社員」になっています.
このアンケートに違和感がある人も多いと思いますが,ざっくりと会社員の括りになっていて,特に将来になりたいものがないから「会社員」と答えているように思えます.
こういったアンケートは小学生の頃は夢見がちになっていて,高校生になると現実的な回答に落ち着きます.
小学生の時点ですでに現実を直視しているのかと思うと,少し悲しい気持ちがあります.
今ある仕事がなくなる未来.
6年ほど前に,今ある仕事の多くがAIによって無くなっていくという研究結果が公表され話題になりました.
日本に関しても研究結果が公表されていて,日本の労働人口の約49%が就いている職業について代替可能であるとなっています.
10年から20年後の予測とされていて,いまは6年経過しているのですが,今のところは置き換わる気配はないです.
ただ,コロナ禍において「ブルシット・ジョブ(クソどうでもいい仕事)」は見直される傾向になっていますから,この傾向とAI技術が絡んで仕事の移り変わりが見られるかもしれません.
いま進行中の問題.
今の子ども達が将来どういった職業につくかは分かりませんし,今存在しない職業になることは大いにありえます.
定型的な仕事はどんどんAI技術とかRPAに置き換わっていきますから,よりクリエイティブな仕事が求められるようになるでしょう.
これは何も子ども達だけではなく,今働いている大人にも大いに関わってくることになります.
より主体的に活動できる人になれないと,今の収入を維持することさえ難しくなるかもしれません.
以上,いかがだったでしょうか.
参考にしていただけるとうれしいです.
ありがとうございました!