海外インフレ,日本デフレ.日本は大丈夫か.
株価堅調です.
こんにちは!ミズキです.
新型コロナウイルスの感染拡大にともなう景気悪化懸念から,各国政府は大規模な景気刺激策を実施してきました.
その影響もあってか,日米の株価は空前の値上がりを記録していて,多くの投資家が含み益になっていると思います.
世界的に景気回復基調となっていますので,徐々にインフレ懸念が出てきていて,各国の政府・中央銀行の動向が注視されています.
ただ,日本だけはデフレの様相となっています.
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ユニクロが値下げ.
「ユニクロ」と「ジーユー」は2021年3月12日から全商品を約9%値下げしました.
もともと4月から総額表示の義務化により価格の表示方法を変更する必要がありましたが,表示方法の変更と同時に値下げを敢行したことになります.
日本人は賃金が下がり続けており,今後も上昇する余地が見いだせないことを見越した処置ではないでしょうか.
ユニクロの値下げが強烈でしたので忘れてしまいそうですが,スマホ料金も値下げをされています.
日本は30年間デフレに苦しんで来ましたが,まだまだデフレの脱却はできそうにありません.
輸入品は価格上昇.
日本国内はまだデフレですが,海外はインフレ圧力が強くなっていて,輸入している商品などは価格が上昇しています.
金や原油などのコモディティ商品は上昇のサイクルに入っているような動きを見せていますから,日本の企業にとっては圧倒的に不利な状況になっています.
コンビニなどのステルス値上げが話題になっていますが,スーパーなどでもステルス値上げをするようになっているようなので,原材料価格が上がっている商品は今後ますます値段が上がっていくでしょう.
生活は苦しくなる.
日本人の給料はほとんど上がっていませんが,デフレなのでそれほど生活が苦しくなる要素はないように思えます.
しかし,海外はガンガン物価が上がっていますから,輸入に頼っている商品は値段が上がっていきますし,その値上がりが回りまわって身の回りの商品へと価格転嫁されていきます.
今は企業努力により価格が抑えられていますが,ある時を境に一気に値上げとなることも考えられます.
そう考えると,値上げへの備えは必要で,株などに分散して投資をしておかないと将来的に貧乏な思いをすることになります.
以上,いかがだったでしょうか.
参考にしていただけるとうれしいです.
ありがとうございました!