【年末ジャンボ】損しかしない宝くじ.金融リテラシーを高めよう.
こんにちは!ミズキです.
年末恒例の年末ジャンボ宝くじが2020年12月25日まで販売されていました.
抽選は12月31日になりますので,心待ちにしている人もいるのではないでしょうか.
趣味として小額を買っているのならまだいいかもしれませんが,高額当選を狙って購入しているのなら宝くじはやめた方がいいです.
今回は宝くじの実情と金融リテラシーについて書きつづろうと思います.
- 当たらない宝くじ.夢を買う?
- 胴元のみが栄える仕組み.
- 金融リテラシーが必要.
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当たらない宝くじ.夢を買う?
年末ジャンボ宝くじは,年末にかけて多くのプロモーションをしていますので,見たことがある人も多いと思います.
テレビでは宝くじを購入するための行列をレポートしていたりと風物詩のようになっています.
インタビューでは,高額当選を期待しているかのような返答もあり,一発逆転をねらっていることが伺えます.
ただ,残念ながらほとんどの人が高額当選をすることはありませんし,数万円当たった人でさえもほとんどお目にかかったことがありません.
それもそうで,一等の当選確率は2000万分の1ですが,雷に打たれる確率が1000万分の1,飛行機が墜落する確率は900万分の1くらいになりますので,いかに当選確率が低いのかが分かると思います.
胴元のみが栄える仕組み.
宝くじの売り上げは,当選金として支払われるのが約46%,経費が約14%,残りの40%が自治体に入ります.
当選金として使われる割合が半分以下となっています.
ギャンブルとして位置づけられているパチンコは還元率約85%,競馬は約75%になりますから,宝くじの還元率がいかに低いかが分かります.
元々還元率が低いということもありますし,そのためか当選確率も極端に低くなっていますから,宝くじを買っている時点でもはやお金のかかる趣味としか言えません.
明らかに胴元が栄えるように設計されていますが,自治体にお金が入るからいいという人もいるでしょう.
ただ,そうであれば自治体にふるさと納税を使って寄付した方がいいのではないかと思えます.
金融リテラシーが必要.
宝くじを夢を見るために購入する人もいるようですが,当選が発表されるとそのくじ券は一瞬でゴミになります.
あくまで趣味で買っているなら別ですが,高額当選を期待して購入しているのであれば,その期待が現実化することはほぼありません.
それよりも,コツコツと投資をしていき,自分の資産が増えていく実感があった方が幸福になれるような気がします.
日本人は海外の人に比べて金融リテラシーが低いことが分かっていて,宝くじはお金の使い方が下手なことの象徴ではないかと思います.
お金を増やす方法も,お金を使う方法もどちらも勉強する必要があります.
以上,いかがだったでしょうか.
参考にしていただけるとうれしいです.
ありがとうございました!