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独身3人に1人が金融資産なし.まずは貯蓄から.
こんにちは!ミズキです.
2020年は特別定額給付金が支給されたこともあり,消費が一定程度増えたという主張があります.
一方,ほとんどが貯蓄に回ったという主張もあり,その真偽はわかりません.
資産が少ない人の貯蓄が増えたということであれば,それはいいことだと思うのですが,実際は生活防衛資金を確保することが難しい人が多いようです.
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独身3人に1人が金融資産ゼロ
金融広報中央委員会が2021年1月29日に発表した家計の金融行動に関する世論調査によると,独身の36.2%が金融資産を保有していないというデータが出ました.
3人に1人が金融資産ゼロということになります.
年代別の金融資産を保有していない割合は以下のグラフになります.

20歳代で約4割の人が金融資産を保有していません.
また,わたしと同年代の30歳代で31.1%が金融資産を保有していないことが分かります.
年代別の金融資産の保有額の平均値と中央値は以下のグラフになります.

平均値は,大きい値が含まれると平均値自体が大きくなる傾向がありますので,中央値の方がより実態を表していると思います.
20歳代で81万円,30歳代で206万円になっていて,少ないのではないかなと思ってしまいますが,この辺りの数字が実態なのかもしれません.
定年を迎えているであろう60歳代の中央値が860万円しかないということに驚かれる人もいると思います.
年齢が上がれば金融資産は増えていくだろうと考えている人は多いですが,意識しないと増やすことは難しいでしょう.
勝手に資産は増えません.
家計の金融行動に関する世論調査によると,年代別の金融資産を保有していない割合は,20歳代で約4割の人が金融資産を保有していません.
また,60歳代でも約3割の人が金融資産を保有していないことが分かります.
このことからわかることは,年齢が上がると資産が勝手に増えるというようなことは無いということです.
2019年には年金2000万円問題がフォーカスされましたが,多くの人が資産が足りていないことになります.
一般的には年齢が上がると給料も上がりますので,使えるお金が増えることになります.
ただ,収入が増えたと同時に支出も増えたということになると,手元に残るお金は変わらないことになりますし,意識的に支出を減らして貯蓄や投資をしないとお金が増えることはありません.
面倒くさがりはつみたてNISA
お金がたまらない人の多くは,毎月の収支を把握しておらず,毎月いくら貯蓄ができるのかを把握できていません.
最近は家計簿アプリもあり,収入と支出の把握は楽になっています.
まずは家計の把握から行うのが大切です.
もし,5000円でも10000円でもプラスになるようでしたら,是非つみたてNISAを初めていただきたいと思います.
つみたてNISAは毎月自動積み立てが可能で,一度設定をすれば自動で購入し続けられます.
面倒くさがりにはピッタリだと思います.
5年10年と積み重ねると比較的まとまった資産になります.
なかなかお金がたまらないなぁと思っている人は,まずは収支の把握とつみたてNISAを初めてはいかがでしょうか.

以上,いかがだったでしょうか.
参考にしていただけるとうれしいです.
ありがとうございました!