【すかいらーく】株主優待改悪で株価暴落.株主優待は必要か?
こんにちは!ミズキです.
先日,すかいらーくが株主優待として贈呈していた「株主優待カード」の額面を大きく引き下げることを発表しました.
日本株投資家にとっては,株主優待は投資する際の判断の一つになっているようですが,株主優待について書き綴ろうと思います.
- すかいらーくの優待改悪
- 株主優待の実施状況は?
- 今後のゆくえ
すかいらーくの優待改悪
すかいらーくは,ガスト,バーミヤン,ジョナサンなどのチェーン店を展開していて,6月末と12月末に株主優待として「株主優待カード」を発行していました.
株主優待カードがお得なため,すかいらーくに投資をしていた投資家も多くいるようですが,今回株主優待カードの額面が大きく引き下げられることになりました.
100株以上 6,000円 → 4,000円
300株以上 20,000円 → 10,000円
500株以上 33,000円 → 16,000円
300株以上 69,000円 → 34,000円
300株以上になると,半額以下になっています.改悪を受けて,株価も10%近く下がっています.株主にとっては,ダブルの痛手でしょう.
また,すかいらーくはNISA(少額投資非課税制度)でも人気があったようですが,NISAは損が出た場合は他の利益と相殺できないので,株を売ってマイナスを確定させるのもキビシイ状況になっています.
株主優待の実施状況は?
2019年で株主優待を実施している企業は全上場企業のおよそ4割りにのぼっており,企業も株価を維持する上で重要なファクターのひとつと考えているようです.
しかし,新型コロナウイルスの影響で業績が悪化し,株主優待の改悪や配当金を減配,無配
にする企業も出てきており,2020年の実施状況はキビシイ状況になることが予想されます.
株主優待をメインに投資を考えている投資家にとってはキビシイ状況になりそうです.
今後のゆくえ
わたしも日本株に投資をしていたころは,株主優待があるかないかの確認はしていました.株主優待があると株価が下がりにくいということが実際にあったからです.
投資が身近に感じられるようになったと思いますし,じっさいに優待を受けるとうれしいですね.
ただ最近は,株主優待のために経費がかかるので,その分株主に払われる配当金が低くなるのではと思っています.きちんと計算したわけではないのですが..
これからは,企業がどういった優待制度をもうけるのか,企業の成長のお荷物にならないか,をチェックしていく必要があるのかなと思います.
以上,いかがだったでしょうか.
参考にしていただけるとうれしいです.
ありがとうございました!