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東大40年債200億円発行.他大学も追随するか?

東大40年債200億円発行.他大学も追随するか?

こんにちは!ミズキです.

東京大学は,国立大学として初めて200億円の大学債を発行すると発表しました.

海外で行われている手法により資金調達をするようです.

国立大学の運営交付金が減少するため,今後は他大学も追随することが予想できます.

海外の状況も合わせて,書きつづろうと思います.

  • 東大40年債発行.投資家殺到.
  • 海外の大学の資金調達.
  • 大学の二極化になる.

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東大40年債発行.投資家殺到.

東京大学は,国立大学として初めて200億円の大学債を発行すると発表しました.

国立大学の関連法令の改正により,国立大学の債券の発行条件が緩和されたためです.

国立大学は国から運営交付金をもらっていますが,運営交付金は毎年削減されているため大学の運営が厳しくなっていることが予想されます

大学債の発行金額:200億円
償還期間:40年
利率:0.823%

今回東大が発行する大学債はソーシャルボンド(社会貢献債)と呼ばれていて,社会的課題の解決につながるような事業を行う資金を調達するための債券になります.

大学債の発行を取り仕切る主幹事の大和証券によると,投資家からの需要は発行額の6倍強の1260億円になったということです.

東大はこの資金を,

  • ポストコロナ時代の新しいグローバル戦略
  • キャンパスの徹底したスマート化の促進

に使いたいとしています.

海外の大学の資金調達.

米国では,ハーバード大学など大学が発行する債券が人気となっていて,2020年は約360億ドル(約3兆8000億円)まで膨らんでいます.

イギリスのオックスフォード大学は2017年に2億5000万ポンド(約373億円)規模の大学債を発行していて,償還期間は100年と超長期になっています.

有名な海外の大学は積極的に大学債を発行しています.

投資家としては,

  • 有名大学が発行する債券ということで,倒産のリスクは少ないため安心感がある
  • 社会的問題を解決するための投資というニーズを満たすことが可能

ということで,今後も大学債の発行は増えていくことが予想されます.

大学の二極化になる.

東大は,大学の運営交付金が減少していることに対する危機感と,海外の大学の資金調達が活況であることを参考にして国立大学初の大学債を発行したのだと思います.

東大というブランドがありますから,資金調達はうまくいくと思いますし,需要はありますので発行額を増やしていくでしょう

京都大学や大阪大学も大学債の発行をしても,十分に需要はあると思います.ぜひ積極的に資金調達してほしいです.

一方で,すべての国立大学が投資家の需要を満たせるかというと,これは難しいのではないかと思います.

そのため,近隣の大学で連携して資金調達をするということは十分考えられます.

大学債の発行が浸透することによって,大学の評価がダイレクトに分かりますので,二極化が鮮明になるでしょう.

大学債の発行が契機となって,国立大学の再編が大きく進むかもしれません.

以上,いかがだったでしょうか.
参考にしていただけるとうれしいです.
ありがとうございました!

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