ユニコーン企業からゼブラ企業へ.日本の成長戦略にハマるか?
こんにちは!ミズキです.
新聞や雑誌などメディアで,日本のスタートアップでユニコーン企業となっている数が少ないといわれています.
実際に日本のユニコーン企業は6社程度といわれていて,米中に比べると圧倒的に少ないです.
ただ,ユニコーン企業が全盛のなか,ゼブラ企業というキーワードが注目されるようになりました.ゼブラ企業とはどういう企業なのか,書き綴ろうと思います.
- ゼブラ企業とは
- ユニコーン企業との比較
- 日本の成長につながるか
ゼブラ企業とは
ゼブラとはシマウマのことなので,ゼブラ企業とはブラック企業よりすこしマシなグレーな企業かなと思われるかもしれません.
しかし,世界的にはユニコーン企業の次に注目されているワードになっています.
ゼブラ企業の定義が明確にあるわけではないのですが,一般的には,自社の急成長を最優先としないスタートアップ企業のことになります.
自社の成長だけでなく,社会貢献をしながら持続的な成長を重視して,他社と協力しながら,お互いが成長をすることを目指していきます.
こういったビジネスモデルが注目されているのです.
ユニコーン企業との比較
ユニコーン企業の定義は一般的に,以下の4つの条件があります.
- 企業価値(評価額)が10億ドル以上であること
- 創業10年以内であること
- 非上場であること
- テクノロジー関連の企業であること(必須ではない)
ユニコーン企業の定義をみると,アメリカや中国が多いのがよくわかります.アメリカと中国はテクノロジー分野においてし烈な競争をしていますし,テクノロジーに対する投資も圧倒的です.
新型コロナウイルスの影響によって,アフターコロナの世界を模索するときに,ゼブラ企業の社会貢献であったり,協力して成長していくというモデルが注目に上がりやすくなったのでしょう.
日本の成長につながるか
日本にはユニコーン企業が少ないので,官民一体となってユニコーン企業が出てくるような仕組み作りを模索しているようです.
ただ,アフターコロナを視野に入れると,「社会的に貢献できる」かつ「持続可能」な企業を支援していくことも重要になるでしょう.SDGsという視点も大事になってきます.
日本は世界でもっとも長寿企業が多いといわれていますので,もしかしたら,ゼブラ企業を増やすノウハウはすでにあるということも考えられます.
コロナの状況において,一度立ち止まってゆっくり考えをめぐらせてみるのもいいかもしれません.
以上,いかがだったでしょうか.
参考にしていただけるとうれしいです.
ありがとうございました!
