テレワークはごく一部.
こんにちは!ミズキです.
大手IT企業を中心にテレワークを恒久化する動きがありますが,実際にどの程度の企業が実施をしているのかはわかっていません.
東京から人口が流出しているデータを見ると,若干都心から離れているように思えます.
働く身からすると,テレワークは精神的にも肉体的にも楽なので恒久制度にしてほしいですが,出社が原則という会社もあるでしょう.
実際のところどういった働き方を望むのか,自分で考えないとその後の行動にもつながらないと思います.
いずれの働き方にせよ,会社はどういう方針を取るのかをしっかりと社員に示さないと,働くモチベーションも下がってしまいますし,長期的な住まいの確保も躊躇してしまいます.
都会の田舎が人気か.
コロナ禍で緊急事態宣言が出されるなどで外出する機会が減りました.
職場においては,テレワークを導入する企業が増えたために自宅で仕事をする機会が増えることになりますが,自宅に仕事をするスペースを確保することが困難な人が続出しています.
そのため,テレワークであれば都心に住む必要はないということになり,広い家を求めて郊外へ移住する気運が高まりました.
東京都の事例では,2020年5月以降は東京都からの転出者が転入者を上回る「転出超過」となっていて,数字上は都外へ人が移っているように見られます.
ただ,都心から離れて地方に移住しているかというと,そういった人たちはわずかで,実際は都心への通勤1,2時間くらいの場所への移動にとどまっているようです.
また,都心では駅近の物件ではなく,駅から離れたすこし広めの家に引っ越すということも起こっているようです.
働き方(働く場所)で住む場所が決まる.
コロナの感染拡大が起こるまではテレワークを実施している人や企業はごく一部で,ほとんどの人や企業は会社に出勤して集まって仕事をしていました.
出勤するために物理的に近い場所に住むことが必要になりますから,どうしても働く場所と住む場所が近い距離になってしまいます.
会社に出社して仕事をしたい人であれば問題ないのですが,自宅で仕事をしたい人もいるはずで,そういった人にとっては問題有りになります.
アフターコロナでは,働く人それぞれが働くスタイルを選べるようにしていくべきだと思いますし,会社も働き方の多様化も認めていく必要があるでしょう.
もし働き方の多様化を許容できないのであれば,今後は優秀な人材を集めることが難しくなります.
自分で働き方を選ぶ.
日本全体で働き方の議論がなされている中で,自身が所属する会社がテレワークや働き方の話をされていないのであれば相当保守的な会社になります.
コロナを機に新たな取組を始める会社も多いでしょうから,全く変えられないとすればかなりヤバいと思った方がいいでしょう.
若い世代の20代や30代は転職をすることが当たり前のようになっていますので,現状を変えられないとしたら,そこに人は集まりません.
働く側も,コロナ不況とはいえ優秀な人材を求めている会社は多くありますので,自分の所属する会社がヤバいと思ったら躊躇なく転職活動をすべきです.
働き方を自分で選べる時代になっていきますから,自身がどのように働いていきたいのかを熟考することが求められています.
以上,いかがだったでしょうか.
参考にしていただけるとうれしいです.
ありがとうございました!