デジタル化.ニューノーマル.
こんにちは!ミズキです.
コロナ禍においては人が密集することが避けられています.
このため,飲食店や居酒屋,映画館,ライブハウスなどは休業に追い込まれているところが多く,生き残っていくためにはニューノーマルのスタイルを作り出す必要があります.
お寺はお年寄りが集まるイメージがあり,コロナ禍では集まることは出来ないと思いますが,実際にも年配の割合が多くてなかなか参拝すらできない状態が続いています.
ところが,築地本願寺はこのような困難な状況をデジタル化することにより乗り越えようとしています.
お寺のニューノーマル
築地本願寺の宗務長,安永さんがインタビューに答えています.
記事にはバーチャルテンプルと謳われていますが,お寺の行事や朝のお勤めなどをYouTubeで配信していて,実際に参拝される人数よりも多くの視聴者数があるということです.
ほかにもお寺の事務方はペーパーレス化,フリーアドレスなど働き方改革をされていて,会社か?と思えるような先端的な働き方を導入されています.
お寺といえばまだ紙を使って,墨汁で...のような古くさいイメージを勝手に持っていましたので,わたし自身が固定化された先入観をもっていたと反省しています.
生産性向上.ITからDX.
マイクロソフトでは,週勤4日週休3日という働き方で生産性を向上させたとの事例がありましたが,イギリスでも同様に週4日制の導入を実施する企業が増えているようです.
これまでITを活用すると仕事が楽になる(生産性が上がる)と思われていました.
確かにその部分は多いと思いますが,実際は新たな仕事が生まれていて,年を重ねるごとに仕事量が増えています.
ところが,RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)やAI技術が出てきたことにより,根本的に仕事が変化しようとしています.
すでにIT化という言葉は使われなくなり,DX(デジタルトランスフォーメーション)と言われるようになったのが顕著だと思います.そういった意味で,現在は本当の過渡期だと思います.
大人こそ勉強が必要に.
日本人は新しいことを発想するのが苦手といわれていますが,現状から試行錯誤してニューノーマルを作るのは得意ではないかと思っています.
新しいモノへの拒否感はすごいが,一度受け入れたらあっという間に広まることが多いです.
お寺という古いイメージのあるモノであっても急速に変化していて,会社組織であっても急速に変化を求められていきます.
今現在は,昭和・平成・令和の時代が錯綜していて,新しい時代においては何が成功するか分かりませんので,そのためにも大人であってもたえず勉強し続けることは重要になってくるでしょう.
以上,参考にしていただけると幸いです.
ありがとうございました!