【働き方】テレワーク実施率下がる.普及は無理か?
こんにちは!ミズキです.
コロナの影響によって働き方を大きく変更された人も多いと思います.
緊急事態宣言が4月8日に出されて以降,テレワークを実施している企業が,時が経つにつれて減ってきているという調査結果が出されました.
働き方と今後の展開について,書きつづろうと思います.
- テレワーク実施率下がる.
- 働き方改革の行方.
- 三極化が進む?
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テレワーク実施率下がる.
東京商工会議所の中小企業のデジタルシフト推進委員会が2020年11月4日に「テレワークの実施状況に関するアンケート」調査を発表しました.
4月8日に緊急事態宣言が出されて以降にテレワークを実施していて,現在は取り止めている企業が20%を超えていることが分かりました.
従業員30人未満のテレワーク実施率は38.1%で,300人以上は69.2%というように,企業の規模が大きくなるほどテレワークの実施率が上昇していることが分かります.
新たにテレワークを実施するには費用がかかりますから,資金的に余裕のある大企業が実施率が高いことは分かります.
一方,「一時期実施していたが,現在は取りやめた」企業の割合が,30人以上50人未満の規模の企業が一番多く,33.3%になっています.
大企業になると知らない社員もいると思いますが,30人くらいだと全員知っているという限界の規模くらいだと思いますので,バックオフィスと現場でのテレワーク実施の不公平感が大きくなって取り止めたのだと思います.
働き方改革の行方.
わたし自身はテレワーク実施中ですが,週に1日か2日程度会社に出勤しています.
ハイブリッド型のテレワークと呼べるもしれません.
出勤する際には電車を利用するのですが,最近は,以前よりもあきらかに電車が混んでいます.
満員電車になっている場合もありますので,感覚的にはほぼコロナ前に戻ったのでは(?)と思っています.
コロナの影響によって働き方が急速に変わり10年くらい改革が進んだと言われていましたが,現時点では揺り戻しがきているのでしょう.
おそらく来年には元に戻る企業が多くを占めると思います.
三極化が進む?
コロナの影響によって,急速に働き方の変更を迫られてテレワークを実施した企業は多いと思いますが,徐々に通常勤務に戻っている企業が増えてきました.
自身の会社が通常勤務に戻っている人は,この会社の対応について不満を持っているかもしれません.
今後は,テレワークしない企業,ハイブリッド・テレワーク企業,完全テレワーク企業の3つに分かれていくと思います.
人材募集をする際にはこういった内容も募集要項に記載していくことになりますが,企業がどの働き方を選択するかによって,採用できる人材が大きく変わってくることが予想されます.
企業としての姿勢が問われていますし,働く人はよくよく注意して自身の職場を観察しないと幸せな働き方はできないでしょう.
以上,いかがだったでしょうか.
参考にしていただけるとうれしいです.
ありがとうございました!