スポンサーリンク
【働き方】みずほ週休3・4日制導入.ワークシェアリングは浸透するか.
こんにちは!ミズキです.
みずほフィナンシャルグループが2020年12月から週休3日・4日制の導入を検討しています.
給料が減額になることから,生産性を高めて休日を増やすというような方法ではないようです.
ヨーロッパのワークシェアリングという働き方になるでしょう.
ワークシェアリングとみずほ銀行の今後について,書きつづろうと思います.
- みずほ週休3・4日制導入.
- ヨーロッパのワークシェアリングとは.
- みずほ経営は厳しい.
スポンサーリンク
みずほ週休3・4日制導入.
みずほフィナンシャルグループは2020年12月から週休3日・4日制の導入を検討しています.
対象は,みずほフィナンシャルグループ,みずほ銀行,みずほ信託銀行,みずほ証券,みずほ総合研究所,みずほ情報総研の正社員となります.
週休3日・4日制の導入をすることにより給料が減額になることから,リストラをしない人件費の削減と考えられます.

みずほは2019年10月から副業・兼業を解禁していますので,給料減額のための下地は出来ていたのかもしれません.
ヨーロッパのワークシェアリングとは.
みずほが今回実施を検討している休日を増やして,給料を減らす働き方はワークシェアリングに近いと考えられます.
ワークシェアリングとは,労働者がお互いの仕事を分け合って働くという意味です.
ワークシェアリングでは,
一人の労働者の働く時間を減らす
労働者の人数を増やせる
労働者の雇用を守れる
ということになります.
ヨーロッパで多く見られる形態で,ドイツやオランダなどでは労働者の雇用を守るために導入されており,各国政府もワークシェアリングを下支えしています.
企業側と労働者側のメリット・デメリット:
企業
メリット
・コストカット
・リストラをしなくていい
・イメージアップ
デメリット
・就労規則など制度の見直し
・給与関係の事務作業の増加
労働者
メリット
・解雇されない
・ワークライフバランスがとれる
デメリット
・給料が下がる
・働き方で格差が出る
ワークシェアリングは景気が悪くなった時にメリットが生かされるように思いますので,コロナの状況においては有効な対策になりえるでしょう.
みずほ経営は厳しい.
みずほフィナンシャルグループは2020年12月から週休3日・4日制の導入する見込みですが,人件費の削減の意味合いが大きいと思います.
日銀が金融緩和を行っていて,金利が低く抑えられることになり,銀行のビジネスモデルとなる資金の貸出による収益が悪化しています.
また,フィンテックのような,金融とITを結びつけた新しいサービスが次々に生まれていますが,銀行は大きく遅れをとっています.
みずほは行員の削減や支店の統廃合を進めており,費用削減に躍起になっていますが,収益を上げるための根本的な事業を見いだせていません.

これは他の銀行も同じだと思います.
早急に新しい事業を生み出さない限りは,縮小していくでしょう.
以上,いかがだったでしょうか.
参考にしていただけるとうれしいです.
ありがとうございました!
